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症例紹介
2017/07/06
症例:猫の肝リピドーシス

 状態が悪いということで来院された猫です。写真を見てもわかるように重度の黄疸が認められました。

DSCF2997

 各種検査の結果、膵炎およびそれに続発した肝リピドーシスと診断しました。

 入院して注射、輸液、輸血を行い、麻酔をかけて食道チューブを入れました。

DSCF3008

 チューブから流動食の給餌を続け、自力で食べられるようになってから抜去しました。

 肝リピドーシスは、特に猫でよくみられる病気です。なんらかの原因で食べない状態が数日間以上続くと、エネルギー源として体内の脂肪が急速に分解され、それを処理しきれないために肝臓に蓄積することになり、肝障害が起こります。今回は膵炎による食欲低下が根本的な原因と考えられましたが、他の病気やストレスなどが原因となる場合もあります。
 治療としては、根本的な病気の治療だけでなく、強制的に栄養を補給させて脂肪の分解を止めなければいけません。これがとても大変です。状態が悪い中で無理矢理食べさせることはほぼ不可能ですので、麻酔をかけて食道や胃にチューブを入れて投与する必要があります。麻酔のリスクはありますが、やらざるを得ない場合が多いです。地道に治療を続けてうまくいけば完治します。ただ、入院は必須で、長期戦になりますし費用もかかります。
 猫が何日間も食べないとこのような状態になりかねませんので、食べない場合は様子を見ずに早めに病院に連れていくということをお願いしたいところです。

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