地域の皆さまに愛され、安心する動物病院「平井動物病院」
平井動物病院トップ » 各種予防について / 各種病気について » 犬猫のチョコレート中毒
各種予防について / 各種病気について

犬猫のチョコレート中毒

 チョコレートに含まれるテオブロミンという成分を過剰に摂取すると中毒症状が出ることがあります。症状は異常興奮、ふるえ、沈鬱、痙攣、嘔吐、下痢などです。犬は人よりもテオブロミンに弱く、また体も小さいため、大量のチョコレートを食べてしまった場合に問題となります。

 どれくらいの量を食べると危険なのかということについては、犬の体重とチョコレートの種類によりますので一概には言えません。一般的に色が濃くて苦いチョコレートにはテオブロミンが多く含まれています。1~2粒程度であればまず問題ありませんが、板チョコ1枚などになると中毒量に達するおそれがあるかと思います。

 大量のチョコレートを動物に食べさせる方はいないと思いますが、問題となるのは盗み食いの場合です。小型犬が板チョコ1枚も食べるわけがないと思われるでしょうが、実際にそのようなことが起こります。一方で猫ではほとんどみられません。

 治療としては、腸で吸収される前に吐かせることが重要です。一般的に誤食後2時間が目安となり、それより早ければ効果が期待できます。解毒剤などはないため、消化吸収された後にできることは限られます。症状が出た後では手遅れということもありますので、誤食に気付いた時点で動物病院にご相談ください。ただ、少量であればさほど心配はありません。

doctorsfile
PETOKOTO
各種病気について
各種病気 カテゴリ
各種予防 手術について
定期健康診断
去勢・避妊手術について
各種病気について
症例紹介
採用情報
お問い合わせ 03-5413-6301
  • 定期健康診断
  • 去勢・避妊手術について
  • 各種病気について
  • 症例紹介
採用情報
お問い合わせ 03-5875-2273