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犬猫の膀胱・尿道結石

 膀胱内または尿道内に結石ができることがあります。

 症状は血尿、頻尿、排尿困難などです。雄犬や雄猫では結石が尿道に詰まって尿が出なくなってしまうこともあります。

 結石ができる原因としては体質、水分摂取不足などによる尿の濃縮、細菌性膀胱炎などが挙げられます。結石と膀胱炎を併発していることは多く、膀胱炎により結石ができることもありますし、結石があることにより膀胱炎にもなりやすくなります。

 泌尿器症状を呈している場合、一般的にはまず尿検査を行い、尿のpH、膀胱炎の有無、結石の成分となる結晶の有無などを確認します。結晶=結石ではないため、結石があるかどうかは尿検査だけではわかりません。超音波、X線などにより確認します。X線に写らない種類のものもありますので、慎重な検査が必要となります。

 結石の種類は尿検査やX線の写りかたなどからある程度判断できますが、確定できるわけではありません。結石があっても尿中に結晶がみられないことや、結石と結晶の成分が異なることも稀にあります。推測して治療方針を立てていきますが、多くの場合はストルバイトまたはシュウ酸カルシウムのどちらかです。

 ストルバイト結石は細菌性膀胱炎に起因してできることが多いといわれています。食事療法により溶解させることが可能ですが、うまくいかない場合もあります。抗菌剤投与と療法食によって治療しますが、溶解しない場合や尿閉塞などで緊急を要する場合は手術により摘出することもあります。結石消失後は再発予防のための療法食が勧められます。

 シュウ酸カルシウム結石は溶解が不可能なため厄介です。消失させるには手術による摘出が必要となります。摘出後は再発予防のために療法食やサプリメントなどが勧められますが、それでも再発してしまう場合があります。

 雄においては、尿道結石がある場合や膀胱結石が尿道に流れた場合に尿が出なくなることがあります。尿が出ない状態が2日以上続くと命に関わりますので、早急に閉塞を解除しなければなりません。溶解の治療中にも起こり得ますので、結石があるうちは常に注意しておく必要があります。

 結石の生成には体質の関与も大きいため、消失後も定期的にチェックすることが望ましいです。チェックせずに療法食を食べ続けていると栄養的な問題が出てきたり、再発に気付かなかったり、別の種類の結石ができたりもします。他の疾患においても当てはまることですが、泌尿器疾患の場合は特に、自己判断でネットで買い続けるのはリスクが伴うかと思います。

 他には水分摂取の増加や排尿を我慢させないことなども重要です。尿結石は治療が長引くことが多く、尿閉塞となって命に関わることもありますので、何か症状がありましたら早めに御相談ください。

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