地域の皆さまに愛され、安心する動物病院「平井動物病院」
平井動物病院トップ » 院長コラム » 【コラム】ワクチンについて
院長コラム
2021/04/07
【コラム】ワクチンについて

当院では、ワクチンはなるべく痛くないように打つようにしております。細い針(27G)を使うことと、動物に気付かれないように打つことを心掛けております。
そのようにすると、成猫はほぼ痛がりません。成犬と子猫はたまに痛がる場合があります。子犬はそこそこの割合で痛がります。これは試行錯誤しておりますがしょうがない感じです。打った時に気付かず、しばらくしてから気付いて急に鳴き出す犬もいますが、これもしょうがない気がしております。

狂犬病ワクチンは、法律で決められていますので犬は毎年打たなければいけません。毎年接種の必要性があるのかという議論もありますが、これは飼い主さんや臨床獣医師が決められる問題ではないです。現状においては接種するしかなく、接種していないと咬傷事故が起きた時などに厄介なことになります。
当院は獣医師会に入っていないため区からのハガキに名前が記載されておりませんが、登録や済票交付などの手続きもふつうに行うことができます。

混合ワクチンは、毎年打つか、3年毎に打つか、抗体検査を行うか、といった議論があります。当院は、抗体検査は行わず毎年打つ方針でしたが、最近は飼い主さんと相談の上で3年毎にするケースも増えています。

3年毎という話は、WSAVAという海外組織のガイドラインから来ています。日本においてそれをそのまま取り入れていいのかどうかは難しい問題であり、動物病院によって方針が異なっています。なお、7種以上のワクチンは効果が長く持続しないとされていますので、7種以上を希望される場合には毎年接種が必要であることに変わりはありません。

抗体検査に関しては、1回やってみるのはいいと思いますが、毎年やる必要があるかどうかは微妙です。ガイドラインには、3年毎にワクチンを接種するか、あるいは3年毎に抗体検査を行うか(もし抗体価が低ければ接種する)、といった方法が書かれており、毎年の検査を推奨しているわけではありません(高齢犬に対しては毎年の検査を推奨するような記述もあります)。抗体検査はわざわざ採血しなければいけませんし、費用もワクチン接種より高いですし、抗体価が免疫力とイコールなわけでもありませんから、個人的にはあまりやりたくありません。

ワクチンの効果は個体差がありますので、充分な免疫を最小限のワクチンで得るということに関して完璧を求めるのは難しいと思われます。3年毎でもおそらくほとんどは大丈夫だろうという認識で、あとは飼育環境などを考慮して毎年か3年毎かを選べばいいのではないかと考えております。

doctorsfile
PETOKOTO
院長コラム 最新記事
院長コラム カテゴリ
各種予防 手術について
定期健康診断
去勢・避妊手術について
各種病気について
症例紹介
採用情報
お問い合わせ 03-5413-6301
  • 定期健康診断
  • 去勢・避妊手術について
  • 各種病気について
  • 症例紹介
採用情報
お問い合わせ 03-5875-2273