針を飲み込んでしまい、その後元気と食欲がないとのことで来院されました。
視診とX線にて、口の中に針があることが確認されました。
全身麻酔をかけて見てみると、糸が通った状態の縫い針が硬口蓋に刺さっていました。鉗子にて容易に摘出できました。
もし、もっと奥に刺さっていたか食道以降まで流れていたら、内視鏡や手術を行わないと摘出できなかったものと考えられます。また、糸の誤飲も非常に危険ですので、糸が付いた状態のまま摘出できたというのも幸いでした。
お気を付けください。
平井動物病院