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症例紹介
2014/10/14
症例:犬の寒冷凝集素症

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 耳介辺縁の皮膚炎が治らないとのことで来院されました。他院ではステロイドの外用薬を使用しており、効果はみられなかったようです。

 当院では、まずカビやダニの検査を行いましたが、感染は認められませんでした。

 外観からは、寒冷凝集素症または血管炎の可能性が高いと考えられました。これらの疾患は、免疫異常や気温の低下による血行障害が原因とされています。より詳細に診断するためには皮膚の病理検査等が必要となりますが、いずれにしても治療法は変わらないだろうということで行いませんでした。

 治療は、当初は抗菌剤とステロイドの内服を行いましたが、効果がみられなかったため中止しました。その後、ビタミン剤の内服と保湿クリームの外用に切り替え、しばらくするときれいになってきました。

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 治療が効いたのか、気温が高くなって自然治癒したのかは不明なのですが、とりあえず落ち着いたので現在は無治療で経過観察中です。気温の低下で再発するおそれがありますので今後も注意が必要となります。

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