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症例紹介
2017/02/09
症例:犬の皮膚組織球腫

 一般的に、腫瘍は高齢になるほど発生しやすいのですが、皮膚組織球腫だけは例外的に若い犬において発生します。急速に大きくなり、時間が経つと自然に消失するという不思議な腫瘍です。

 見た目も特徴的です。ドーム状と表現される腫瘤です。

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 診断には細胞診が必要となります。眼の近くなどでなければ無麻酔で実施できます。

DSCF3661

 治療は必要ありません。経過観察をしているとそのうち小さくなっていきます。

 急速に大きくなるので悪性腫瘍ではないかと疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょうが、皮膚組織球腫であれば大丈夫です。焦って手術するほうがよくないです。

 若齢犬に発生する特徴的な見た目の腫瘍ということである程度推測はできますが、稀に別の悪性腫瘍(肥満細胞腫など)のこともありますので、腫瘤を見つけたら素人判断はせずに必ず動物病院を受診してください。

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